世界各国の民族は、はるか太古の時代より布をつくっていたそうです。
しかし、繊維はつくっていても紙はつくられていなかったようです。
紙の起源であり、英語のpaperの語源になったと言われる「パピルス」もパピルス草の髄を薄くそい
で、シート状にしたものだったと言いますから、実態は植物の組織そのもので、繊維をとり出してすき
あげるという「紙」にとって最も重要な工程が抜けており、紙とは言い難いのだと言います。
ちなみに紙のことを事典等で調べてみると「植物繊維その他の繊維を水の中でほぐしすきあげ平らに
したもの」とあります。
そういった意味で「紙」と呼べるものの製法を確立させたのが、紀元2世紀の当時の中国の長官、
蔡倫だと言います(紙自体はそれ以前に中国でつくられていたと言います)。
そして彼によって考案された紙の製法、基本工程は2000年後の今日も変わっていないのです。
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